海外だけではなく、近年、日本でも注目を浴びているCBD(カンナビジオール)
今回の記事は、
- CBDは中毒性ないの?
- その根拠は?
そんな疑問を解決する記事です。
という事で科学的証拠に裏打ちされた解説をしていきます。
CBDには中毒性がないと考えられている
結論、CBD自体には中毒性に関連する効果は現状無いと考えられています。
2017年の事前レビューレポートによると、世界保健機関(WHO)は、「十分に管理された人間の実験的研究からの証拠は、CBDには乱用の可能性が無いことを示している」と述べられています。
2017年のレビューレポート
世界保健機関(WHO)
根拠となった実験
CBDの中毒性に関連した実験
成人31人を対象とした2016年の小規模な研究が行われました。
結果は、THCは急速な心拍数や多幸感などの実質的な身体的および心理的影響をもたらした一方で、CBDは心拍数、血圧、または認知機能に影響を与えませんでした。
CBDの薬物中毒の治療に役立つ可能性
さらに、CBDは中毒性がないどころか、薬物中毒の治療にも役立つ可能性があります。
カンナビジオール治療研究では、CBDがコカインおよびメタンフェタミン使用障害を発症する可能性を低下させる可能性があることを示しています。
また、解毒と飲酒の期間後の再発を防ぐのに役立つ場合もあります。
さらに、CBDがニコチンおよび大麻中毒の治療にも役立つ可能性があるという証拠を発見しました。
米国国立医学図書館
国立衛生研究所
まとめ
結論として、現段階の研究においてはCBD自体については依存性(中毒性)は確認されていません。
中毒性があるどころか、薬物中毒の治療薬としての可能性について研究でわかってきています。
より詳しく知りたい方は、添付の論文を参照してみてはいかがでしょうか?
その他
- CBDとはそもそも何?
- CBDの副作用は?
- CBDについての法規制はどうなってるの?
など網羅的に知りたいことは以下の記事をご覧ください。
2019.10.28
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