CBDを使っているけど、今のCBDでは満足できなくなってきた。
もっとリラックス効果やCBDの作用を実感できる製品はないのかな?
CBDの効果がクリーンで、高いリラックス効果を発揮するからこその悩みを持つ人は少なくありません。
そんな方におすすめの製品、CBDジョイントがあります。
あまり聞き馴染みのないCBDの製品ですが、その作用は一つ上のリラックス効果を示すと考えられています。
今回はCBDジョイントの使い方や効果までしっかり解説したいと思います。
CBDジョイントとは
CBDジョイントとは、巻きたばこのようにしてCBDを吸引する方法で摂取します。
吸う時にかなりの煙が出るので使うタイミングや場所を選びますが、CBD感を強く感じられる事が特徴です。
要はCBDの成分が入っている葉巻です。
似た製品にCBDリキッドを用いた電子タバコのVapeがあります。
CBDリキッドは高温で水蒸気を発生させてCBDを摂取しますが、CBDジョイントは葉巻なので、加熱してその煙を吸います。
CBDジョイントはより場所を選ぶといった感じですが、葉巻ならではの香りや、吸い心地も魅力です。
CBDとは
CBDとはカンナビジオールの略名ですが、大麻由来のカンナビノイドの一種です。
大麻というと危険なイメージですが、CBDはその安全性よりアメリカでは医薬品として、日本では健康食品やサプリメントとしての承認を得ています。
日本でもCBDは様々な製品で販売されており、シェアを広げています。
CBDの体への害について、2017年11月に国際保健機関WHOより「CBDには依存性・乱用性がない」と公表されているほどです。
参照)カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書
http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf
気になる作用ですが、CBDにはECS(エンドカンナビノイドシステム)を活性化する作用があり、リラックス効果やストレス緩和効果を示す事が明らかにされています。
下記の研究ではCBDにより抗不安作用、抗精神作用、神経保護作用を示す事が示されています。
参照)Translational Investigation of the Therapeutic Potential of Cannabidiol (CBD): Toward a New Age
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30298064/
この抗不安作用などにより、ストレス緩和やリラックス効果を高めると考えられています。
CBD ジョイントで効果が出るメカニズム
CBDジョイントは燃焼させたCBDの蒸気を吸入し摂取する事で効果を示します。
気になるCBDジョイントの効果ですが、リラックス効果により睡眠の質の改善や集中力の向上が考えられます。
CBDの作用は上記に挙げた抗不安作用のほかに、睡眠の質も改善します。
というのもCBDの作用にはセロトニンの働きを助ける作用があり、結果的にレム睡眠を減少させ、ノンレム睡眠を増加させるからです。
レム睡眠とノンレム睡眠は交互に繰り返され、ノンレム睡眠時に質の高い睡眠をとることができます。
レム睡眠:浅い眠りのこと。脳が活発に動いている状態。身体機能の回復をしている時間。
ノンレム睡眠:深い眠りのこと。リラックス状態。精神面の回復をしている時間。
下記のラットを用いた研究では、CBDがレム睡眠を減少させる事を明らかにしています。
参照)Effect of cannabidiol on sleep disruption induced by the repeated combination tests consisting of open field and elevated plus-maze in rats
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21867717/
またCBDでは集中力の向上も期待できます。
CBDはドーパミンの促進作用により、ドーパミンレベルを調節します。
それはECSの活性化により、カンナビノイド受容体に作用する事で起こります。
CB1やCB2などのカンナビノイド受容体は脳や神経、臓器、骨、皮膚、筋肉、血管、眼球、粘膜など全身のありとあらゆる場所に発現します。
CB1は主に脳や中枢神経などに多く、CB2は末梢神経や免疫細胞などに多く発現します。
CB1はシナプス前GABA作動性末端に発現していて、CB1が刺激されると、GABAを介した阻害を抑制し、ドーパミン細胞発射を強化します。
ドーパミンの促進により、集中力向上につながります。
下記の文献では数々の研究から、CBDがCB1に作用する事で精神抑制系に作用し抗不安や、抗うつ効果を発揮する事を示しています。
参照)Beyond the CB1 Receptor: Is Cannabidiol the Answer for Disorders of Motivation?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5818147/
このように、CBDのドーパミンレベルの調節により、集中力を上げる結果が得られるのです。
CBDジョイントとその他の使用方法との違い
CBDジョイントは吸入摂取ですが、特徴の一つが効果発現の速さ(2〜15分)です。
もちろんその分効果持続時間(2〜4時間)も早いですが、使うタイミングを選べば魅力的です。
そもそもCBD製品にどのような使い方があるのか分からない方に説明すると、
- 経口摂取:CBDサプリなど
- 舌下摂取:CBDオイルのみ可能
- 経皮摂取:CBDクリームなど
があります。
一般的な経口摂取は効果発現時間が30〜90分、持続時間は6〜8時間です。
舌下摂取は吸収率が高いのが特徴ですが、吸入摂取は舌下摂取よりもはるかに吸収率が高いとされています。
CBDをより深く実感したい方には、吸収率の高いCBDジョイントがおすすめなわけです。
参照)CBDエディブル(グミ・キャンディーなど)の効率的な摂取方法について
https://herscbd.jp/cbd-edible-efficientway/
CBDジョイントの作り方
- ローリングペーパー(ペーパー)の上にCBDパウダーとハーブを適量のせます。
- ローリングペーパーを丸めていき、CBDパウダーとハーブをまとめていきます。
- きつめに丸めて、ローリングペーパーの巻き終わり部分を舐めてとめれば完成です。
作業自体は特に綺麗に巻く事が難しいですが、慣れれば問題ないはずです。
チャレンジしましょう。
CBDジョイントの材料の選び方
CBDジョイントの材料は主にCBDパウダー、ハーブ、ペーパー、フィルターで構成されます。
・CBDパウダー
CBDジョイントの効果の核となるCBDパウダー。
海外で流行ったCBDジョイントですが、最近は国産のCBDパウダーもいくつか販売されています。
品質の良い国産から、さらに口コミなどチェックしながら信頼性の高いCBDパウダーを選びましょう。
CBDパウダーの代わりに、CBDワックスをペーパーに塗り込んで、ハーブを巻く作り方もあります。
・ハーブ
ハーブの代表的なものに、益母草(メハジキ)やよもぎがあります。
これらは日本で販売されています。
益母草(メハジキ)というのは、あまり聞いたことが無いかもしれませんが「小さなマリファナ」とも呼ばれている漢方薬です。
益母草(メハジキ)は漢方薬として、よもぎは「乾燥よもぎ」などで市販されています。
ちなみにハーブはペーパーに巻く前に細かくなるまでハサミで切りましょう。
CBDパウダーとハーブが混ざったCBDハーブというものも販売されています。
CBDハーブならCBDパウダーとハーブを混ぜ合わせる必要がなくなります。
・ペーパー
CBDジョイント用のペーパーが販売されています。
ペーパーには燃焼剤が含まれている「フリーバーニング」と燃焼剤が含まれていない「スローバーニング」の2種類があります。
長く楽しみたい方にはスローバーニング、短時間で気軽に楽しみたいという方にはフリーバーニングがおすすめです。
・フィルター
タバコの手巻き用フィルターが販売されています。
好みの味に合わせて、お好きな長さや味が変化するタイプなどを選びましょう。
CBDジョイントのメリット
CBDジョイントのメリットは3つあります。
①CBD量の調節
まずはCBD量を自分好みに調節できます。
CBDの安全性は明らかにされていますが、過剰摂取は過度の眠気や、だるさを引き起こす可能性があります。
初心者なら尚更少量からスタートして、少しづつ増やして自分に合ったCBD量を見つけましょう。
②自分好みのカスタマイズ
葉巻ならではのCBDからハーブやフィルターまで、自分自身の好みに合わせてカスタマイズできます。
③禁煙にもおすすめ
CBDは大麻由来成分ですが依存性や乱用性がない事が特徴です。
ニコチンによる依存性に悩んでいる方は禁煙にもおすすめと考えられます。
CBDジョイントの材料による効果の違い
CBDジョイントは喫煙者でも非喫煙者でも楽しむ事ができます。
というのはハーブを変える事で効果が異なるからです。
ハーブに益母草を用いれば、血圧を下げたり、毒素を排出したりしてくれるため、子宮収縮作用や冷えなどに効果を示すので、漢方ならではの健康的な作用が期待できます。
一方、シャグ(細かくカットされたタバコの葉)を用いればニコチンを摂取しながらCBDを楽しむ事ができます。
まとめ
CBDジョイントについて紹介しましたがいかがだったでしょうか?
知れば知るほど深く、よりCBDを実感したい方には間違いなくおすすめです。
医薬品としての効果が今後特に期待できるCBDなので、CBDジョイントでより健康的に、リラックス効果を実感してみてはいかがでしょうか?